最近日本の本屋さんのガイドブックコーナーでも名前を見かけるようになった
ポートランドへ日帰りで行ってきました。
観光系のガイドブックよりも1冊丸ごとポートランドの本をよく見かけるところからも、
ライフスタイルや街づくりに注目されているようです。
「若者が全米で一番住みたい街」に選ばれたこともあるようです。
その理由としては
・エコな街
・おしゃれなカフェやお店が多い
・消費税がない(オレゴン州)
・ヘンテコな街(←?)
などなど。
日本にいる時に私は知らなかったポートランドですが、
シアトル周辺でどこか遊びに行く場所はないかな?
と思って調べたらたくさんポートランドの情報が出てきました。
(知った後よく見るとおしゃれな雑誌とかでは時々目にする)
駆け足ながら一日ぶらぶらとしてみた感想を紹介したいと思います。
①ダウンタウンの駐車場
公営の【SmartPark】という駐車場がダウンタウンには何か所かあり、
アクセスもいいし週末は駐車料金が最大$5とお得!
ということで、こちらの3rd & Alderを利用しました。
ブラックフライデーや何かイベントの時は混むと思いますが、
普通の週末だったので余裕で空いていました。
↓公式webサイト
Smart Park
②Powell’s City of Books
独立型として世界最大の規模の本屋さん。
外から見ただけでは全貌が分かりづらいけれど、
8つのエリアに分かれて上へ下へフロアが続いていて確かに広大。
じっくり見ていたら一日使ってしまいそう。
新品に限らず古書もたくさん並んでいました。
一応「OLD」「NEW」と棚に表記はありますが、一緒くたに並んでいるので
少々分かりづらい。
が、それ故に普通の本屋さんでは見つからない掘り出し物がたくさんありそうです。
絶対にこの中にほしい本はあるだろうけど見つけるのは至難でしょうね。
ということで「この本が欲しい」と行くより、
「へ~こんな本があるんだ~」という散策が楽しいところかも。
↓本棚に並べるだけでかっこよさそうな本がたくさん
もちろん新しい本もあって、入り口には最近のベストセラーやロングセラーが
ジャンルごとに見やすく並んでいました。
英語が得意だったらこの中から楽しい本との新しい出会いがあるのかなと思いつつ。
近くにあったら通いたい場所です。
③昼食は”GRASSA HAND CRAFTED PASTA”
ポートランドには有名な美味しそうなお店がたくさんありますが、
さくっと食べたかったのでブログで見つけた手作り生パスタのお店へ。
入り口で注文とお会計を済ませてから席へ着きます。
店内はとーってもお洒落!小さいお子様連れもかっこいいお洒落マンもいました。
カルボナーラ。パスタがもちもち、胡椒が少しピリッと効いていてとても美味しかった。
③お洒落な街並み
ポートランドはアートの街だそうです。
街を歩いているとあちらこちらに作品が。ぶらぶらするだけで楽しい!
恐らく中はリノベーションして使われている歴史がありそうな建物が並んでいて、
少しだけヨーロッパにいるような気分も味わえました。
ポートランドはアメリカの中でも治安が良いエリアだそうですが、
実際に行ってみると慣れない日本人はあまりメインストリートから
外れない方がよさそうです。
(これはアメリカのどこへ行ってもそうだけど)
少し外れの方へ進むだけで人気も無くなりぐっと治安が悪そうな空気に変わります。
ホームレスも結構見かけたし匂いも独特でした。
そしてこれはポートランドのスローガンだそうですが
“Keep Portland Weird”
色々な日本語訳を見ますが「ヘンテコでいようぜ!」ていう感じかな?
本当にこれを体現したかのようなヘンテコな雰囲気の人を結構見かけました。
どんな感じに変なの?と聞かれると色んな人がいすぎて表現に困るんだけど…。
アメリカに来て奇抜な髪形やファッションの人を見かけないわけではなかったけど、
この街ほどじゃない。
原宿でもすごいファッションの人をよく見かけたけど、
あの人たち根が日本人だから通りすがりの人には話しかけてこない。
けどこちらはおしゃべり大好きアメリカン!
オープンなマインドでハーイ!って感じ(伝わる?)
この街は、他人がどんな風でも気にしない。
そして自分が他人からどう思われるか気にしない。
ハマる人はハマるだろうし、苦手な人は苦手な街だろうな思います。
マッチするかどうかは行ってみないと分からないけどね!
④ANTHROPOLOGIE
大っっっ好きアンソロポロジー!
女の子の好きなものを詰め込んだようなかわいい雑貨、食器、文房具、洋服、家具etc…
あげたらキリがないけど最早ここに住みたいお洒落空間!
お洒落さが伝わらない写真で申し訳ないですが
お店自体はシアトル周辺に限らずあちこちにあるけれど、
ポートランドの店舗はシアトルのダウンタウンにある店舗より大きかったです。
商品の家具や食器を使ったトータルコーディネートが展示されてて余計住みたくなる。
そしてアンソロポロジーが手掛けるブライダルブランドBHLDNも大充実。
ネットで通販もできますが、やっぱり実物を見たい。
ウエディングドレスの試着をしてる方がたくさんいました。
日本の結婚式はドレス買う人は多くないかもしれないけれど、
アクセサリーや小物も普段使いできそうな可愛いものがたくさんあるので、
ぜひ寄ってみてほしい!
オレゴン州は消費税がかからないので、シアトルでも売ってる定番商品だけど買っちゃった
シュガーポット $14
キャンドル(ミニ) $12
ドアノブ $10/1個
【ついでに】
アンソロポロジーは関係ないけど、こちらのコスメコーナーをぶらぶらしていて、
日本でも大人気のTOCCAがアメリカで買った方が大分安いということに気づきました。
日本だとハンドクリーム1620円(クレオパトラの香り/40ml)がアメリカでは$8!
他にも雑誌のカバンの中身特集でモデルさんが持ち歩いていた
海外コスメ(スペインのリップクリーム)もあったりして、
日本でその雑誌記事を見た時は「どこで買うんや!」と思ってたけど
ここに売ってたのかと納得。(他でも売ってると思うけど)
あとお隣には”Free People”がありました。
こちらもあちこちにあるアパレルショップですが大きい店舗でした。
日本でも流行ったボヘミア系のファッションが好きな方は寄ってみてください。
⑤Voodoo Doughnut
ポートランドの名物ドーナツ屋さん。
結構並んでいましたが、割とサクサク列は進みました。
お会計は現金のみなので要注意!!(でもなんと店内にATM有り)
スタッフがいかにもポートランドらしい装い。
一番手前のレジの人がビクトリア調の黒ひげ海賊みたいなおじさんで、
道ですれ違ったら絶対に目を合わせない。
あのレジだけは嫌だと思ってたら優しいお姉さんのレジになったからほっとしました。
(いや黒ひげもフレンドリーでいい人そうではあったけども)
お店の外にテーブルとイスはありますが、
ちょっと落ち着かない感じなので持ち帰りに。
翌日レンジで軽く温めて食べたけどおいしかったです。
もちろん日本のミスドよりだーーーいぶ甘い。クリスピークリームドーナツに近い。
【ちなみに】
お店の向かいに日本でもお馴染みのラーメン屋・阿夫利がありました。
お腹がすいてたら入りたかったな。
⑥STUMPTOWN COFFEE ROASTERS
ポートランドは個性的で美味しいサードウェーブコーヒーのお店がたくさんあるそうです。
有名なのは2015年に「ポートランドのベストコーヒーハウス」に選ばれた
Barista(バリスタ)。
だけどちょっと遠かったので今回はVoodoo Doughnutの近くにある
STUMPTOWN COFFEE ROASTERSで休憩。
お洒落な店内。広くないけど席数が少ないので広々としています。
(ちなみに紙のレシートは貰えません。メールかショートメッセージで送信してもらえる。)
ホットカフェラテ。味がまろやかで酸味が無く、とーーーても美味しい!
ポートランドはコーヒーだけでなくベーカリーも美味しいところがたくさんあるらしく、
アメリカのベーカリートップ50にポートランドのお店が4軒入ってるそうです。
今回は行けませんでしたが、確かに美味しそうなカフェやパン屋さんがあちこちに。
有名店は並ぶそうなので、良さげなお店に飛び込みで入っても新たな発見があって
楽しいかもしれません。
アメリカは日本みたいに美味しいパン屋さんがあまりないから!!
アメリカ住まいの方は美味しいパンが恋しいよね!!
以上が一日ポートランド観光でした。
今回は中心地の駐車場から歩いて行ける範囲だけでしたが
市内は路面電車やバスが発達しているし、他にもレンタルの電動サイクリングやキックボードも
街のあちこちにありました。
コンパクトな街なのでこれらを利用すれば少し離れたエリアにも行きやすいです。
また、今回は極力お買い物はしないつもりだったのでスルーしましたが
ノードストロームやTARGETや挙げきれないほどたっくさんのメジャーなお店がありますので、
消費税がかからないことだしお買い物を思いっきり楽しむのもいいでしょう。
今度は1泊してじっくり行ってみたいと思います。
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