アメリカで生活するアメリカために国民・外国人に関わらず
必要になるのがSSN(Social Security)。
アメリカの社会保障のひとつです。
生活を始めるにあたりたくさんの手続きが発生すると思いますが、
該当する方はまず最初にこのSSNの発行手続きを進めた方がいいです。
(※持っているビザや目的によって長期滞在する人全員が
必ず発行しているというものではありません)
私がここ半年で使用した場面では
銀行口座の開設、クレジットカードの発行、免許証の発行、ESL(英語の学校みたいなもの)の登録、
家を借りる、車の保険の加入、図書カードの発行、etc…
恐らく私より色々な手続きの多い旦那氏はもっと使用していると思います。
「手続き系は全部やってもらうからいいや~」なんてのんびり構えていたら
ことあるごとに私のSSNの提示も必要でした。
SSNが何なのか、手続きに必要なものは?という詳細は
人によっても違うと思うし専門家ではないのであまり偉そうに言わないことにします。
(何かあっても責任取れませんのでね!)
参考までに私がSSNを取得した時の話を。
【準備するもの】
ビザの申請の際に使用した書類一式すべてとパスポートと筆記用具を持って
最寄りの窓口へ行きました。
窓口はこのあたりだとベルビューの宇和島屋の近くですね。
※ビザの申請の際に使用した書類一式というのは、本当に全部持っていきました。
日本の戸籍謄本やそれを英訳したものも必要でした。
事前にHPから専用の申請書をプリントアウトして記入してから持っていくのがおすすめです。
もちろんその場で記入することもできますが、
その時は絶対にボールペンと下敷きにできるものをお忘れなく!
私が行った時は窓口にボールペン置いてなかった。
●申請書↓
https://www.ssa.gov/forms/ss-5.pdf
(※フォームは変更になる可能性もあるので、必ず最新版を確認してください)
母親の名前は母の旧姓で書きました。
【手続きの流れ】
めちゃくちゃ混んでると聞いてたけど、出遅れて開始20分後くらいに到着したら
本当にめちゃくちゃ混んでた。
座る場所なし。暇つぶしのものを持っていた方がいい。
●手続きの流れ
1.入り口にある機械で受付番号を発行し、待っている間に申請用紙を記入。(事前に記入して持って行ってれば必要なし)
2.電光掲示板とアナウンスに注意しながらロビーで自分の番号をひたすら待つ。
3.呼ばれたら指定された番号のカウンターへ行き、書類を渡して面接開始。
4.英語話せる?と聞かれたので「NO!」と答えたら、電話で通訳を介して面接することに。
5.いくつかの質問される。
質問の内容は
「この書類に書かれている内容は本当?」
「以前アメリカに滞在していたことはある?」
「SSNの発行は初めて?」
「滞在の目的は?」
など答えに困るような質問はありませんでした。
提出した書類に記載されていることや同じ質問を繰り返されることもあったけど、
確認のために何度も聞かれることはよくあるらしいので
慌てず応えれば大丈夫。
6.10日以内くらいにSSNが郵送されるので
ポストに名前を貼っておくように、でないと返送されちゃうよ。
と言われて面接終了。
思わず「これで発行されるの?終わり?」と聞いちゃうくらい
あっけなく終了しました。
待ち時間の方が圧倒的に長い。
数日後、無事にSSNが手元に届きました。
プラスチックのカードのようなものを想像していたらペラペラの紙でした。
持ち歩いたらボロボロになること間違いなしなので自分の名前をサインをして
スマホで写真を撮ったら大切に保管しておきましょう。
(色んなところでSSNは聞かれるので、記憶と発音に自信がない方は
このスマホの画面見せればOKにしておくと便利です。)
↑でさらっと書いたけど
「ポストに名前を貼っておくように、でないと返送されちゃうよ。」
というのはどういうことか?
私はアパートにしか住んだことがないのでアパートの場合の話ですが、
アメリカの家のポストは日本の家のように
上に空いている隙間から手紙が投函されるわけではありません。
郵便屋さんは鍵を持っていてアパートのポストを開けられるようになっています。
なのでポストの内側に名前を書いた紙を貼っておけば大丈夫です。
↓郵便屋さんはこんな感じで扉を開けて郵便物をポストにいれていく。
日本みたいに書留とかで届くわけじゃなかった。こんなシステムで大丈夫なのアメリカ?
と思ったけど大丈夫でした。
SSNが発行されれば
一気にいろいろな手続きを進めることができます。
免許をゲットして車で出かけちゃったり図書館で本を借りちゃったり!
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