今日からできる二酸化炭素の排出削減 その②Family Planning

生活

前回はこちら→今日からできる二酸化炭素の排出削減 その①Plant-Rich Diet

授業の最後はプレゼン。テーマは”Methods for Reducing Carbon Emissions”、二酸化炭素排出量削減。
先生がこの中からやりたいものを選んでね~と出したリストの中から、
今回はFamily Planningについて。

このFamily Planningの内容は多岐にわたるので、
今回はクラスメイトの発表の中からなるほどなって思ったところと以前読んだ記事なんかをメモがてらまとめてみます。

諸説いろんな意見があるらしいけどその中の一つをすごくざっくり言うと、
世界的に人口が増えすぎてしまいこのままでは地球の資源が枯渇するし環境破壊が止まらないからその観点から生活の仕方を考えようということ。

今回のプレゼンで言えば、人口の分だけ二酸化炭素は排出されるからそれをどう抑えていこうか?という話。

例えば私が衝撃だったのが、”そもそも人口増加を抑えよう=出産する子供を計画的に抑えよう(文字通りFamily Planning)”!
日本の少子高齢化問題はもう私が子供のころから叫ばれていて、
国が躍起になって出生率を上げようとしているのが常識の中で生きてきたのに
世界的に見たらむしろ増やさない方がいいというものらしい。

でもこれは年金問題に始まり社会的になかなか難しいし、
自分の子供が欲しいという気持ちは責められるべきじゃない。
そもそも周りからどうこう言えるものではないよな。
自発的にその選択をするのは全然いいけど。(別に環境問題に関わらず)

そういえば前にネットで、夫婦で話し合って子供は産まずに養子縁組で子供を引き取ったって方がいた。
地球はもう限界に来ていてこれ以上人口を増やすのはよくない、
一方で親に育ててもらえない子供がいるんだから自分たちの子供として育てるのに何の問題もないでしょ?って考え方だったような。
なかなかここまで思い切れるのはなかなか難しいけど、
確かになと思う部分もある意見。

だけどこれはなかなか突き詰めた話。
そこまで極端な事じゃなくて、今日から生活をちょっと気を付けるだけで二酸化炭素の排出は抑えられるし環境負荷は軽くできる工夫はたくさんあるそうで。

まずは前回お話ししたPlant-Rich Diet
今の食生活を見直すのは今日からできる。

そして洋服。
ファッションにおける環境負荷ってめちゃくちゃ高いそうです。
別におしゃれが好きな人たちのせいというわけではなく、
Tシャツ1枚、ジーンズ1本でもふかーく関わっています。
むしろ安くて適当なお店で買っている物こそよろしくない物かもしれません。

またまたVOGUEの記事ですが、なかなか衝撃な記事だったので是非読んでみてください。
きっと服を選ぶ時の基準がちょっと変わるはず。

「水」から考えるファッションのサステナビリティと、6つの実践。

ジーンズを生産する際、方法次第では大量の水を消費することになる。一般的なジーンズ1本を生産するのに、最大で10,850リットルもの水を使わなければならないのだ。
ポリエステルは、その製造過程においても水質汚染の大きな原因となっている。適切に管理されていないと、コバルトや臭化ナトリウム、三酸化アンチモンといった有毒な化学物質が河川に流れ込む可能性があるのだ。モーガンの説明によれば、ポリエステルを管理・製造する過程で用いられるさまざまな化学物質が、水質に多大なる影響を与えている。

「水」から考えるファッションのサステナビリティと、6つの実践。


オーガニックコットンは本当にサステナブル? 専門家たちの回答。【サステナビリティ最前線】

WWF(世界自然保護基金)によると、一枚のTシャツに必要なコットンの生産に使用される水の量は、2,700リットル。それに対し、オーガニックコットン──通常、肥料や農薬といった合成化学物質を使用せずに生産される──となると、まったく別の話となる。イギリスの有機食品の認証を行う慈善団体「ソイル アソシエーション」の報告によると、オーガニックコットンの栽培には、243リットルしか必要ではないのだ。

オーガニックコットンは本当にサステナブル? 専門家たちの回答。【サステナビリティ最前線】

もう大量生産大量消費の時代は終わろうとしていて、
環境負荷は少なく長く使えるものを選ぶのは常識の時代になってきたなと感じる。
だからって好きなデザインのブランドがまだ環境問題への取り組みに対して遅れてるならそこで買うのを辞めなさいとまで言うのは横暴な気がする。
せめて、自分だったら大事に長く使えるかなって考えるのは大事。

かくいう自分も「この形と色は便利そうだし安い」と思って買ったまま箪笥の肥やしになっている服っていっぱいある。
反省!
しかも単純にこれって無駄遣い!

あとデニムやシャツみたいに定番の物でたくさんありすぎてどれを買えばいいかわからないって時は、
環境に配慮したモノづくりをしてるブランドってどこだろ?という視点から探してみるのも楽しそう。
最近はファッション雑誌を読んでてもそういう記事も多く見るようになったし。
家族全員の服をこういった観点から注意してみるもゆくゆく大きな違いにつながるはず。

あとプレゼンで紹介されてたのは、
洗濯や食器洗いの回数やテレビの付けっぱなし、これにもすべて二酸化炭素の排出量が関わってくる。
水や電気を消費すれば同時に二酸化炭素も排出されてしまうのでこれにも注意が必要。

こういうのも全部ひっくるめてFamily Planningについて考えていこうね。

家での暮らしをもっとサステナブルに! いますぐ出来る6つのアクション。

普段何気なく過ごしている中で簡単に今日から変えられることってたくさんあるなーと、
考えさせられるプレゼンでした。

コメント

  1. […] 前回、二酸化炭素の排出について書きました。今日からできる二酸化炭素の排出削減 その①Plant-Rich Diet今日からできる二酸化炭素の排出削減 その②Family Planning […]

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