SSNを取得したら②-図書館へ行ってみた

生活

英語の本を読めるリーディング能力なんて持ち合わせていませんが、
本と読書は大好き!なので、無料だし暇だし近くに図書館あるしってことで
SSNを取得して早々に図書館の貸し出しカードを作りに行きました。
シアトルには日本語の本の貸し出しをする「ともしび文庫」という図書館もありますが、
今回は普通の公営の図書館(King Countyの図書館)についてです。

図書館の貸し出しカードの作成はとても簡単でした。
図書館へ行きスタッフの方に「図書館のカード作りたいです!」と言うと
いくつか質問されてその場でカードを受け取ることができます。
質問は「住所」「電話番号(下4桁が暗証番号になる)」「SSN」といった基本情報。
あとカードの模様がどれがいいかとか。

https://kcls.org/
こちらのKing Countyの図書館であれば貸し出しカードは共通です。
webで貸し出し期限の延長やリクエストもできます。

ちなみに、
なぜこのチョイス?なぜいきなり8巻だけ?という具合に品揃えは正直いって微妙ですが
日本語の本や漫画も一応置いてあります。
日本では大人気で図書館のリクエスト何百人待ちとかで結局読めていなかった
『蜂蜜と遠雷』(恩田陸)があって飛びつきました。

また、図書館ではESLやTalk Timeといった無料で英語を学べる機会もあります。

私は英米の児童文学が好きで大学でも勉強していましたが、
翻訳されたものしか読んでこなかったせいで英語の本を読むリーディング能力が
全っっっくありません。
なので5歳くらいの子供に混じって絵本コーナーでアメリカ文化の本なんかを
探してみたりしています。
サンクスギビングデーとか日本では全く馴染みがなかった祝日ですが
こちらの絵本は英語も簡単だし分かりやすくて勉強になりました。
『Let’s Celebrate Thanksgiving』

もう少し英語ができる方なら超有名な『大草原の小さな家』シリーズを
読んでみるのもいいかもしれません。
作者ローラ・インガルス・ワイルダーの幼少期の体験を基に書かれた半自叙伝で
開拓時代のリアルなアメリカの生活の様子が、
子供にも分かりやすく描かれていておもしろいです。
アメリカの四季折々の伝統的な料理やイベントも鮮やかに描かれていて、
せっかくアメリカにいるんだからちょっと参考にして
丁寧な暮らしでもしてみようかという気持ちになるかも。

もちろん日本語で読むのもおすすめ。

あと図書館の話から離れますが、
アメリカと言えばディズニーということで
『ディズニーの魔法(有馬哲夫)』という本も面白いです。
「本当は怖いグリム童話」などで昔話って意外と残酷で恐ろしいものが多いのは有名ですが、
ではディズニーがそれをどんな風に夢と希望溢れる物語に変えたのか?
臭いものに蓋をしたと感じるか、さすがディズニーマジックと感じるか。

最も有名なこのアニメーションの世界は、やっぱり他のどこでもなく
このアメリカという国じゃないと生まれなかったんだろうなぁ。

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