イギリス(ロンドン・オックスフォード)旅行⑨ ―5~6日目 オックスフォードにて、クライストチャーチ宿泊・グレートホールで朝食・ハリーポッターのロケ地巡り!

旅行

のんびり朝食を終えたらホテルをチェックアウトし、パディントン駅でこの旅で大変お世話になっているExcess Baggage Companyでスーツケースを預けて身軽に。
特急列車GWRで約1時間、オックスフォードへ向かいます。

オックスフォード駅。

ハリー・ポッターの映画のロケ地という認識だけではもったいない!
オックスフォードはイギリスの中でも最古の大学の街であり、世界的に有名な学者・物語の作者の所縁の地です。児童文学・ファンタジー好きにはたまらんのですよこのオックスフォード。
不思議な国のアリスの作者ルイス・キャロル(本名チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン )、指輪物語の作者J・R・R・トールキン、ナルニア国物語の作者C・S・ルイスらが学者としてのキャリアを積んだ場所であり色んなシーンやキャラクターのインスピレーションの素になった場所。ライラの冒険の舞台(並行世界的なあれだけど)でもありますね。
言い出したらキリがないよー!

①Christ Church, Oxfordの宿泊予約

実は何年か前にオックスフォードは来たことがありますが、今回また来ることを決めたのはこのクライストチャーチに宿泊したいから!!
こちらは普段は大学の寮ですが、限られた期間だけ一般の観光客が宿泊することができます。しかもお値段が普通のホテルより断然お手頃。

参考にしたのはこちら→ グレ-トホ-ル is GREAT 憧れのグレート・ホールで朝食を!大人気映画のロケ地クライスト・チャーチにスティ

宿泊の予約ですが、こちらの公式サイトから予約ができます→universityrooms.com
B&B(Bed & Breakfast)だけですが部屋の種類などは選べました。
宿泊する棟も選択できますが、正直よくわからなかった。けれど私は「絶対にグレートホールで朝食を食べたい!!!」という断固とした希望があったので、地図とにらめっこしてグレートホールに近そうな棟 (Meadow Buildina) を選びました。
結果としてクライストチャーチの中の棟だったらどこでもグレートホールで朝食を食べられたっぽい。

英語が苦手でも、難しいことはなかったので簡単に予約できました。

確認メールとか来なかったので不安でしたが、ちゃんと予約できていました。
(予約確定したときに出る予約完了画面のスクリーンショットを取っておくといいと思います。)

Meadowsに宿泊しました

②チェックイン

チェックイン場所はクライストチャーチの「ポーターズロッジ(PORTER’S LODGE)」です。
場所はクライストチャーチのMain Entrance(一般観光客がチケットを購入したりする入口)のあるTom Gate内、チケットカウンターの真向かいです。
(↑上記地図参照)

Tom Gate(Main Entrance)構内側からの写真になりますが、写真の左手がチケットカウンター、右手がポーターズロッジ

宿泊客であれば入場料を払う必要はありません。(入口で、チケット買って~と言われたら「B&B GUEST」といえばわかってもらえます。)ポーターズロッジへ入ってチェックインしましょう。

チェックイン時間前でも、大きな荷物は預かってもらえるそうです。

メールとか控えとかないのでドキドキしましたが、名前を伝えたらすんなりとチェックインできました。

インフォメーションの紙

各ゲートの閉門時間や注意事項を説明され、鍵と首からかける入館証・地図・インフォメーションの紙を渡されてチェックインは完了。

③お部屋

宿泊する建物

エレベーターはありません。

お部屋は新しいわけではありませんが、清潔感があってこじんまりとして居心地がよかったです。
ヒーターはありましたが、冷房はありません。そして窓に網戸がないので、虫には注意。(夜は絶対に窓を閉めて寝ないと、翌日の朝には虫がめちゃくちゃ侵入しています!)

お風呂はシャワーのみ、洗面台は狭めですが必要最低限はそろっています。
アメニティはシャワー・コンディショナー・ボディソープ・石鹸が用意されていました。

歯ブラシやスリッパ、バスローブなどはありませんので、自分で持っていきましょう。タオルはありました。

ロゴ入り

④宿泊者特典!閉館後の散策

宿泊者の特典は何といっても、一般観光客がいなくなった後にゆっくり構内を散策できること。
(オックスフォード市内観光についてはまた別記事にまとめます。)

すぐ隣のイギリスらしい庭園(庭園正門が閉じても、Meadows Gateから構内に戻ることができます)も、夕暮れ前にのんびりと散策できました。
ただしかなりの広さがあるので、暗くなる前に戻るように注意してください。

ボートを漕いでる人もいました

もちろん構内も散策できます。

ハリーポッターの撮影にも使われた回廊

開場と同時に観光客の方々が見学に来ていたので、人がいない時間帯に思う存分写真を撮ったり、歴史ある空間を独り占めできるのはかなりの贅沢。

グレートホール前の階段。こちらもホグワーツ城の撮影で使われました

そして通常の観光では決して見ることができないレトロな電灯で照らされたクライストチャーチ。夜の学校をうろつくハリーの気分(妄想爆発)を楽しめます。

グレートホール

ホグワーツ城で最初の夜を迎えたハリーって、こういう気持ちだったんだろうなぁ!感動…!
グレートホールで夕食は食べられませんが、入口から覗くことができました。(先生らしき方がご飯を食べていました)
22時頃に閉まるようなので、時間には注意してください。

⑤憧れのグレートホール(Great Hall)で朝食

朝のグレートホール

今回の宿泊最大の目的だったグレートホールでの朝食。
人がいない写真を撮りたければ、朝食開始時間と同時に行くのがおすすめです。
少しすると、同じく宿泊している方たちがぞくぞくと集まってきます。

コーヒー・紅茶は運んできてくれますが食事は自分で取りに行きます。
学校の食堂だし、と思って全然期待していませんでしたが意外と美味しかったです。

オックスフォードに所縁のある偉人の肖像画に囲まれて、輝くステンドグラスにうっとりしながらのんびりと朝食をいただくことができました。360度どこをみても物語の中のよう!
魔法学校に行きたいとか言わないから()こんな素敵な学校で寮生活する人生でありたかった…。

ちなみにこのステンドグラス、なかには不思議の国のアリスの絵や作者の顔が描かれているものがあるので、ぜひ探してみてください。

不思議な国のアリスの作者ルイス・キャロル(本名チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン )
ここの数学者でした

ギフトショップもステンドグラスの窓用ステッカーやアリスグッズがあったり、
かわいい雑貨がいろいろあって意外と散財してしまった…。

アリスが好きな方はクライストチャーチの正面のアリスショップだけでなく、こちらも是非のぞいてみてください。

アリスのお店。Tom Gateのお向かいさん

大好きなイギリス文学とハリーポッターの世界観にどっぷり浸かれてとーっても幸せ!な一泊二日でした!
滞在すると観光とは一味違ってまるで自分がそこで生活しているかのような気分が味わえるのがいいですよね。(まぁ興奮してめちゃくちゃ写真撮りましたがw)
普段から寮として生活空間であるだけあって、観光の時間外はクライストチャーチ全体がとても落ち着く雰囲気でした。
100年前も100年後も、きっと同じ空気を纏っているんだろうな。

コメント

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  2. […] てはこちら→イギリス(ロンドン・オックスフォード)旅行⑨ ―5~6日目 オックスフォードにて、クライストチャーチ宿泊・グレートホールで朝食・ハリーポッターのロケ地巡り! […]

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