アメリカでアパート探し

生活

少し前のお話ですが、毎年我が家が一年に一度悩まされるのが「アパートを更新するか」についてです。
日本だと賃貸の更新って2年が多いみたいですが、アメリカでは大体1年(契約時に〇か月とか指定できるところもある)のところが多いようです。
旦那氏が2017年夏に一足先に渡米して決めた最初のアパートに1年住み、
次のアパートは一度更新して($200値上げされたけど…)今年はどうしようかなー?って感じでした。

シアトル近郊の住宅事情はご存じ年々値上げ傾向にあったので、
通常だったら今年も値上げを吹っ掛けられると思っていました。
しかしコロナの影響でダウンタウンが近いうちのエリアは結構空き室が目立つようになり、
アパートから来た通達は「値上げなし」。
場所も部屋も気に入っていたのでこのまま更新してもいいかな、と考えつつ他のアパートをチェックしてみた。ら、

「いまなら家賃7週間無料!更に駐車料金もおまけ」
「いまなら家賃8週間無料!」

とあっちこっちでお得キャンペーン中!
きっとコロナの影響で人が集まらないんだね。

こうなると1bedroom多い家に引っ越して少し家賃が上がったとしても、
1~2年住む分にはトントンかお安い。

旦那氏の在宅勤務もしばらく続きそうなので、ここは仕事部屋を作ってあげるのもありなのでは?ということで、更新ギリギリに急遽引っ越しを決めました。

①zillowでアパート探し

日本でお家を探す時のように、まずは不動産サイトでお家に目星を付けます。
我が家がよく使っているのはzillow
賃貸か売りに出されている物件か、部屋数や広さ、築年数や家賃など細かく条件で検索できるし、
地図で一目で分かるのでとっても便利。

②アパートのウェブサイトで詳細を確認、見学予約

zillowで良さそうなアパートを見つけたら、今度は直接そのアパートのウェブサイトを見てみます。
アメリカのアパートは大体それぞれきちんとしたウェブサイトを持っていて、
そこで実際の家賃や空室や色んな情報を確認することができます。

そのウェブサイト上で見学の予約。(電話とかじゃないから楽!)
前は予約無しでふらっと行っても結構受け入れてくれたんですが、
今はコロナという事もあり「何bedroomを探しているか?入居予定は?」など事前に色んな質問に答えて日時を指定して予約する必要がありました。
あと前日や当日だと予約できない場合があるのでちょっと早めに動かないといけないし、
身分証明書など持ち物を指定してくるところもあったので注意。

管理人さんがいない時間帯も増えているのでこれからは予約必須だと思います。

③予約した日時に訪問

予約した時間にアパートを訪問。
正面玄関は大体鍵がかかっているので、インターホンか外から手を振って管理人さんに開けてもらう。

以前は一緒にアパート内や部屋を巡って色々と案内してくれましたが、
今はコロナの影響でそれも無し。
仕切り越しにざっと説明を受けて注意事項にサインをして自分たちで部屋をまわりました。
アパートによって方法は色々ですが、

・身分証明書(免許書など)を預けてマスターキーを借り、自分でアパート内をまわる。
・事前に伝えた間取りに見合った部屋の鍵を開けておいてくれるので、自分でアパート内をまわる。

など。どこも予約時に伝えた希望にあった部屋を用意しといてくれたのでスムーズでしたし、
管理人の目を気にせず部屋をチェックできるからこっちの方が楽でした。

④管理人さんのところに戻り終了したことを伝える。

管理人さんのところに戻って「どうだったー?」とか聞かれます。
この時に駐車場代などの細かい話も聞けますが、ウェブには載っていないお得情報(今なら駐車場が〇週間無料もつけるよ、家賃無料期間を更に増やせるよ、家賃をもうちょっと下げられるよ、何週間ならホールドしておけるよとか)も結構あるので要注意です。

お家はもちろん早い者勝ちですが、ほとんどの場所はすぐその場で手続きをしてもいいし、後からHP上で契約をしてもいいという感じでした。
うちは後からHPで申請して契約書などはメールで送ってもらい、電子署名でサインをしてメールで返送。
当日何時くらいに引っ越し作業をするか(その時間はエレベーターを貸し切りにしてくれる)など細々したやり取りを少しして終了。
パソコンで全部できちゃうから楽!

今回は前アパートを更新するかの回答から退去日まで1か月ありましたが、
その一か月も無料で部屋をホールドしてくれたので無駄に家賃を払わずに済んで助かりました。
更に家賃も7週間無料だったし、それで1部屋増えたからかなり満足な引っ越しになりました。
でもこんな好条件はもう無いかもしれないな~。実際秋頃には既に色んなサービスが減ったようです。

アメリカは日本みたいな便利な引っ越し業者がないので、家を決めた後の作業も更に大変なんですけど。
お家選びって難しい。

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