アメリカで妊娠出産④ 出生前診断(NIPT/NTウルトラサウンド)

妊娠・出産

前回ちらっと触れた通り、出生前診断(胎児に先天性の異常がないか調べる検査。)はできる期間が限られているため、翌週再び病院へ。

アメリカで受ける出生前診断については、こちらの記事がとても参考になりました。
https://la-life.info/prenatal-diagnosis/

通常の診察と同じように受付を終えて、まずはNTウルトラサウンド(超音波)。
NTウルトラサウンドは胎児の首の後ろのむくみ(正確にはむくみではないそうだけど、便宜上そう言われることが多い)の厚さを測って異常がないかを確認するものです。
検査に特別な機械とかが必要なわけではないけど、見極めが非常に難しくて日本ではちゃんと資格を取った技師が少ないそうです。
※検討している方は正確な情報を知るためにも、病院が行っているツアーや説明会に参加するか担当の先生にきちんと説明を受けることをおすすめします。

検査の方法は通常の超音波検査と全く同じで、お腹の上にジェルを塗って上から機械でグリグリ。
痛みは全くないんだけど技師さんが「うーん」と不安になるような声を出して、結構強い力で機械をいじっているのでちょっと不安に。

「特に問題ないだろうけど、まぁ確証を得るために受けておくか」という軽い気持ちだったのに、その日言い渡された結果はまさかの

【通常はむくみの厚さは2㎜程度なのに、このこは3~4㎜ある。もう少し専門の検査を受けた方がいい。】

というものでした。
むくみの要因として考えられるのは
・たまたまその時の角度が悪かった(本来は問題ない)
・ダウン症
・心臓に問題がある

NIPT(血液検査による検査。精度はかなり高い)の結果が問題なければ心配ないけど、
その前に念のため同じEvergreen内の胎児の専門の方(Material Fetal Medicin)へ行ってね、と。

これは予想外で結構ショックでした。私たちがNTウルトラサウンドを受けたのが火曜日で血液検査の結果が出たのが翌月曜日だったので、その間にめちゃくちゃネットで色々調べたし、夫婦でも色々と話し合いました。

結局ネット上には確率の話と他人の経験談しかなくて、当然ながら自分たちの子供はこうだな、という確証を得られるような情報は載ってない。
ドキドキしながらNIPTの結果を待つしかないんですけどね。

先生からNTウルトラサウンドの話を聞いたら次は同じフロアにあるラボ(1回目の採血と同じ部屋)でNIPTのための採血。
同じフロアで完結するの、本当に楽!
検査方法は普通の採血と同じでした。
こちらは血液を別の州のラボに送るため通常結果が出るのに3~5営業日かかるとのこと。
メールに結果が送られるからね、と言われて終了。

ちなみにこの出生前診断はプランにもよると思うけど、通常保険が適用されます。
でも自分たちの保険のプランを見ると、検査するラボによって保険が適用しないとかいろいろ書いてあったので心配になって採血の時に聞いたら検査するラボは決まっているから選べないと。
そのまま検査を進めましたが、結果保険適用されていました。
友達にも聞いたりいろんな方のブログを見ても、みんな保険適用された上で自己負担の金額はまちまちだったので事前に自分の保険を確認しておくことをおすすめします。

次回はMaterial Fetal Medicine(先生にもう少し精密に検査した方がいいから行ってね、と言われたところ)についてです。

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