コロナで外出禁止中につき、ESLはオンラインで実施中

英語

コロナのせいで今クオーター(4~6月)のESLはすべてオンラインで行われることになりました。(影響についてはこちら
ここでいうESLはコミュニティカレッジで行われているESLです。
(図書館やボランティアで行われているESLやトークタイムは今のところ特に何もしてないんじゃないかな?)

ちなみに普段のESLについての記事はこちらをどうぞ
ESLってなにするの? その①
ESLってなにするの? その②

学校も先生も生徒も初めての事なので、慣れない部分も多い中でちゃんと勉強の機会を提供し続けてくれて本当にありがたい!
アメリカのESLに通い始めてからずっと「こんなぽっと出の生徒にここまでしてくれるの???」と驚かされるばかりです。

とはいえ充実度として通常の授業分を補えているかというと決してそういうわけではありませんが、
それでも授業がなく3か月とか自力で学習を続けるよりは何千倍も良い!
ということでどんな感じで授業しているのか今回はご紹介。

①zoomによるオンライン授業

通常の授業は教室で2時間ありますが、今はzoomで大体1時間ほど。
コロナ騒ぎになる前はzoomなんて知らなかったんだけど、めちゃくちゃ便利なのね!
(セキュリティの脆弱性とか色々言われてるけど。)
先生が画面共有して解説をしてくれたりスモールグループに分かれてディスカッションしたり。
画面上で会話って慣れないと結構難しい。まだちょっと発言するタイミングとか掴めない。

ESLの授業は教科書は特になくて毎クオーター1冊の小説を読み進めていきます。
あとは先生が色んなところから分かりやすい資料を集めて、それを基に文法やReadingの技術やWritingについて解説してくれる。
そしてここで学んだことをまたReadingの教材を読んだりWritingの練習で落とし込んでいくという感じ。
こういった内容的な部分は通常の授業とあまり変わりません。

先生も3歳と5歳のお子様がいるから時々乱入してきて申し訳なさそうにしてるけど、
そらそうだよね!お子様いながらの在宅ワークはまじで大変だろうな。。。
でもこの息子ちゃんが天使みたいにかわいくて癒される。

②オンラインでの課題

授業時間の不足分はWriting、Speaking、Reading、その他の課題が一つずつ毎週出されます。
プラスその時によって毎日簡単な課題が一つ。
Writingは「これについて考えを述べよ」という問題に10文くらいで書くことが多い。
Speakingは問に対してボイスレコーダーで自分の声を録音して提出。そしてクラスメイトのものにコメントをつける。
Readingは一章分の内容に関する問題が2ページ程度バーっと書かれているからそれをひたすら回答。

Readingって自分でひたすら英文を読んでいくことでも鍛えられるけど、
ワークブックみたいに問題で出されると意外と楽しいし
読み飛ばしてたことにちょっと突っ込んで考えるから理解が深まる。
むかーし国語でもこういう事やったなぁ。

③自習用の文法問題

文法については自習用に用意されています。
これも単元ごとに簡単な説明と分かりやすい資料や動画を用意されていて、
そこで自習したらクイズを受けてみる。を繰り返す。

自習用だけど、分からないところは勿論先生に質問できます。
ここで勉強したことはすぐにwritingやreadingに活かせる即効性がある。

こうやってみると授業は基本的にネット上にある資料や動画に頼って構成されているんだけど、
これってめちゃくちゃ効率がいい。
(※通常の授業では先生が貸し出してくれる文法のテキストや、
クオーターによっては購入したテキストを使うこともありました)
膨大な情報の中からぴったりの情報を集めてくるのって大変だろうなーって思うけど、
既に存在する高クオリティのコンテンツをあちこちから集めてるからとても分かりやすい。

あと「これ前のクオーターでも見たな」っていうものもあるから、
ソースが先生たちの間で共有されているんだと思います。
そうすると先生たちの授業準備の効率化もできるし一定のレベル以上が保たれるから、
日本の学校もこうやってシステム化すればいいのに。(してるところもあるのかな)

文字で見るとなんのことやらって感じかもしれないけど、ざっというとこういった授業を基に毎日勉強をしています。
今回のクオーターは取るかちょっと迷ったし、実際いつもの半分くらいの人数だしレベルも5と6と合同クラスになってしまった。
でもやっぱり自力で勉強するのは意志が弱い私には難しかったと思うから、授業をとって良かった。
英語力は良いとこ現状維持だけど、なにもしなかったら容赦なく一瞬で失われるからね。

コメント

  1. […] 初めてのオンラインESLのSpringQuarterも無事に終わりました。授業の様子についてはこちら→コロナで外出禁止中につき、ESLはオンラインで実施中 […]

  2. Satomi Sudo より:

    初めまして。
    Satomiと申します。
    21年10月にベルビューに引っ越してきて、ベルビューカレッジのESLに2022年のWinterから入ろうと考えています。今手続き中なのですが、学費として提示されている金額が1500ドル程の高額で大学側へ確認しています😣
    Toriko様の支払ったESL費用は25ドルのみでしたでしょうか?
    参考までに教えて頂きたくよろしくお願い致します。

    • toriko より:

      Satomi様
      コメントありがとうございます。しばらくブログを離れていたため返事が遅くなり大変失礼しました。
      Winterからということなのでとっくにこの疑問は解消されているかと思いますが、念のためお返事させていただきます。
      結論から言うと私が払ったのは25ドルだけです。(教科書代は別途かかりますが)
      私が受けたESLのクラスは政府の援助が入っているのでこの金額で受講することができるようです。
      そのため全てのビザステータスの方に開放されているものではないので、カレッジに問い合わせた時には留学生などが受ける1500ドル以上の通常のESLが案内されたのかと思います。
      ビザによって限られたクラス、と聞くととても限定されているように聞こえるかもしれませんが私が会った日本人の方ですと、駐在の帯同できている方や国際結婚されている方、旦那さんがアメリカの企業に就職された方などよくある渡米理由の方のビザだと皆この25ドルのクラスを受けることができていました。
      受講していた方々の詳細なビザステータスは分かりませんが、逆に私が貰った案内ではStudent visa(F-1/M-1)/Visitor visa(J-1/B-1/B-2)は不可とあります。ナニービザの方も25ドルのESLは受講できないそうです。
      ちなみに1500ドルのクラスと25ドルのクラス両方受けた方に聞いたら内容はほとんど変わらないとのことです。
      せっかくESLのやる気のあるタイミングでお返事できなくて本当に申し訳ありませんでした。
      これからまたブログに戻ろうと思っているので、何かありましたらぜひコメントをお願いします。
      もしまた何か気になる事がありましたらESLに限らず聞いてください。わかる範囲でしたらお答えしたいと思います。
      素敵な英語学習ができることを祈っています!

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